2014年02月16日

砂漠【本】

砂漠 【本】


伊坂 幸太郎著 新潮社発行


=Story=
北村は仙台にある大学に進学をする、その大学のクラスメート達と開いた飲み会で鳥井、西嶋、東堂、南という4人の同級生と出会う。
ある日西嶋から鳥井の部屋での麻雀に誘われた事で北村を含めた5人は何かと行動を共にするようになる。鳥井と西嶋とともに参加した合コンで知り合った長谷川という女性、その長谷川がある日仙台で起きているプレジデントマンという通り魔が現れるという情報を貰って面白そうと言って張り込みに行った事で右腕を失ってしまう。
しかしその事でさらに友情は深まる5人なのだ。



=Comment=
伊坂さん作品で学生生活での友情とかそういうのを描いてる作品、今まで読んだ伊坂さんの作品の中ではちょっと雰囲気が違うのかなぁとも思いました。
面白そうという理由で通り魔が出ると教わった場所で見張りをした時に右腕を失ってしまった鳥井、彼の身に起こった不幸なことで彼らの心はバラバラになるどころか更に深く繋がっていくシーンには目頭が熱くなりました。プレジデントマンと呼ばれる通り魔も実は最後まで彼らの人生に係ってるんですよね、そのプレジデントマンに襲われる北村や予想外の場面で彼が現れて空き巣の犯人を捕まえ損ねたりと。鳥井にとっては右腕を失った事によってある意味いろいろ成長をする、不幸に打ちひしがれることなく逞しくなっててちょっと嬉しかったです。
そしてどこまでもわが道を行く西嶋とどこまでも冷静で冷めてるように見える東堂の恋愛の行方もちょっとホッとしました。西嶋の熱さは読んでてウザイって思う事もあったんだけど、彼の過去の告白のシーンとか読んでてちょっと彼の事が理解出来たたようで嬉しかったです。
学生時代ってとにかくアホらしい事やったりするのが楽しかったりするんですよね、そしていろんな事を通して友情を築いたり恋愛をしたりほろ苦い経験もしたり。なんかちょっと昔を思い出した気がしました。


posted by Hitomi at 20:12| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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