2014年05月02日

比類なきジーヴス 【本】

比類なきジーヴス 【本】

P・G・ウッドハウス著 森村 たまき訳 国書刊行会発行

=Story=
ぐうたらでダメ男しかも服のセンスもあまりよくないバーティー、彼の執事のジーヴスはとんちがきいた男でバ^ティーの問題も彼のとんちでいつも丸くおさまる。バーティーの学生時代からの友人ビンゴは誰にでも一目ぼれするタイプ、その度にバーティーに救いを求めにやってくる。
そんなある日ビンゴはウェイトレスに恋をして彼女と結婚したいので何とかしてくれとバーティーに泣きついてくる、バーティーはジーヴスの知恵を借りて解決しようとするのだが

=Comment=
実はこの作者のP・G・ウッドハウスさんというかたも、この作品のこともまったく知りませんでした。じゃあなんでこの作品を読んだのかというと、フタバ図書に立ち寄ったさいに偶々売り場に積まれていてちょっと見てみたら面白そうだったので早速読んでみました。
まず若旦那のバーティーと彼の執事のジーヴスとのやり取りが面白くウィットに富んでいる。しかもバーティーはジーヴスを信頼しきってるけど、ちょくちょく服装の件で嫌味を言われるので本当は助言を仰ぎたい時でもやせ我慢したりして面白い。
さらに友人のビンゴや双子の従兄弟クロードとユースタスが引き起こす事件が実にバカバカしくて面白い、しかもバーティーはその事件に巻き込まれてしまう。そしてその事件に関してちょっとした意見をジーヴスが言うの、これがまた先の先まで読んでると言うかジーヴスは自分のご主人さまに満足のいく結果をもたらしてくれる。
一番面白かったのはビンゴが好きなウェイトレスと結婚し叔父からの小遣いも増やしてもらう計画の時に、叔父がほろりと情に落ちるようにととある作家の作品を選んでビンゴが読み聞かせ。しかもビンゴはバーティーがその作品を書いた作家だと嘘をついてバーティーを巻き込むお話。しかも前半で出てきて、後半でもう一度このくだりが出てくるのは思わず噴き出してしまいました。
この作品はイギリスではかなり人気のものらしくて、ジリーズもののようなんでまた時間が出来たら借りて読もうと思います。


″2011年8月27日旧ブログにて公開した記事″

posted by Hitomi at 22:22| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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